Mariの金融日記 -3ページ目

今日のIPO

今日は、ハワイウォーターとかいう怪しい製品を扱う

トーエル

という会社がJASDAQに上場した。。。

最初JQのHPでみたときは、「つまんなそうな会社ー」とか思っていたのだけど、なんせ

ハワイウォーターである。。。

もしかすると、おもしろいかもしれない・・・

というわけで調べてみたんだけど、 ハワイウォーターとは、ハワイの大自然がはぐくんだ水だそうだ。
つまり、

ただの水

なのだ・・・
将来性、あるかなぁ。。。

今日は、前場はじまってすぐ、930円で初値をつけた。
公募価格が680円だから、プライシングはまぁヘタなほうではないでしょー。。。
ちなみに主幹事は天下の野村證券である・・・

さんざんハワイウォーターと書いたが、この会社の主力事業はLPガス事業で、ハワイウォーター事業は、130億の売上のうちわずか3億円だった・・・

だったら、事業内容のところに、

ハワイウォーター事業

とか、書かないでほしい。
目立つから。

フジテレビのTOB、講談社・東電・三菱電機応じる

講談社、東京電力、三菱電機の3社が、フジテレビジョンが実施しているニッポン放送株の公開買い付け(TOB)に応募する手続きをしたことが25日、明らかになった。

 フジサンケイグループ以外の企業で、フジテレビのTOBに応じたことが明らかになったのは初めて。

 講談社は23日に保有する全株式約18万株(発行済み株式比率0・55%)、東電は17日に15万9980株(同0・49%)、三菱電機は先月31日に7万2000株(同0・22%)について手続きを終えたという。

 講談社はフジサンケイグループの番組に関する本を出版し、三菱電機も放送機器を納入しており「今後の関係を重視する」(三菱電機)ため、TOBに応じることを決めたという。

 ただ、TOBの手続きはTOB期間中は取り下げもでき、3社のニッポン放送株の売却は確定していない。
(読売新聞)

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講談社はフジサンケイグループの番組に関する本を出版し・・・

って、、、

講談社はライブドアに関する本も出版してそうだけど・・・

さすが天下のフジサンケイグループ、大物が動いてるのかしら♪
TOB価格よりマーケットプライスが高いのに、TOBに応じるって、取引の公平性の点からいうとグレーだもの。。。
どんな圧力がかかってるのかしら、知りたーい♪

でもでも、これを期にTOBに応じる会社が増えそうだなぁ。。。

この調子でフジサンケイグループとライブドアが突っ走れば、年度内にニッポン放送の上場廃止もありえるかしら???

今日のIPO

今日は、朝からライブドアvsフジサンケイで大騒ぎだったけど、その陰でひっそりと、チムニーがJASDAQに上場していた。
でもでも、前場はじまってすぐ値段ついちゃったのよね。。。
2300円の公募価格にたいし、約1.5倍の、3490円で初値が決まった。。。
すぐ値段ついたわりには、けっこう伸びたかも・・・

このところ、マザーズがきびしくなって、JASDAQにでる会社、多いなぁ。
JASDAQは12月から取引所化したけれど、ちゃんと審査してるのかしら・・・

というわけで、JASDAQにデンワしてみたところ、

「これからは、基本的にはJASDAQでも審査する」

みたいなことを言っていた。

証券会社の人いわく、証券会社が審査して、申請していたころとあまりかわらないとか・・・

ライブドア VS フジサンケイ

今日は朝からいそがしかった・・・

朝会社に行くと、ニッポン放送からのプレスリリースが2件、ライブドアからは1件でていた。
なに、なに???
と、ミーハー根性丸出しで、読み始めると・・・

①ニッポン放送の新株予約権発行(フジが引受)

②フジはその資金調達のため(?)に今流行りのMPO(転換社債の一種)を発行し、そのMPOの引受先である大和證券が、ニッポン放送の持つフジ株を賃借

③ライブドアは、①の増資に対し、新株予約権差止請求を検討

そして、お昼過ぎの眠い時間に、フジテレビからプレスが2件。

④TOB期間の延長
⑤ニッポン放送の増資には慎重に対応する旨


この5つを、あたし流に解釈すると・・・

①買収防止のため、超強引な手段(増資後は、フジの持ち株比率は60%に)

②さすがにフジもそこまでのオカネはないため、ライブドアと同じ方法で資金調達・・・目には目を、歯には歯を。

③そして吠えるホリエモン。

そして、④、⑤は、吠えるホリエモンに(てゆうか世論に)ビビったらしく、フジサンケイグループ、ちょいと弱気な対応。。。

さらに、ライブドアは、新株予約権の差止めの仮処分申請を行ったらしい。
ライブドアは、「株式数が増えることで1株当たりの価値が減り、一般の株主が犠牲になる」などと主張しているらしい。

それじゃ、アンタの発行したMPOはどうなのよ。。。


そんなわけで、今日は3社とも株価を下げる。

ライブドアのMPOでライブドアは希薄化するし、
フジテレビもMPOで希薄化
ニッポン放送も、第3社割当(予約権の発行)が行われれば、大幅に希薄化

なんかもう、

どっちもどっち

ってカンジ。
何だかみんなすっごい資金調達ばっかして、結局儲かるのは証券会社だけか・・・

もし、この第3者割当増資が行われれば、ニッポン放送にとにかくすごーい大量のオカネがあつまるのね・・・
もうこうなったら、ニッポン放送、そのオカネで

ライブドアでも買収

するっていうのはどう???
って、あんまり意味ないか・・・

今日のIPO

今日は、

アールシーコア

という会社がJASDAQに上場した。
ログハウスをつくってる会社らしく、業績の伸びは堅調。
いーなー、ログハウス、住んでみたい♪
でも、そんなに売れるものなのかしら・・・

前場では値段がつかず、後場はじまってまもなく、
公募価格の2.5倍の600,000円で初値がついた。。。
1株で360,000円とは、悪くないハナシだけど・・・
なんでこんなに人気があるんだろ。。。

そういえば、今日は、ついにライブドア証券の主幹事で、

エフェクター細胞研究所

とかいう名前の会社がセントレックスに承認された。
いわゆるバイオベンチャー(?)らしきこの会社は、直前期の利益79百万円のうち、
助成金収入が55百万円で成り立ってるという会社である。
売上の半分近い、210百万円が研究開発費みたい。
しかも、債務超過である・・・
将来大当たりしてくれるのかなー?

そして、セントレックスか・・・
でも、セントレックスも、店舗流通ネットとか、そんなにヤバくなさそうな銘柄もあるし。

ひさびさにプライシングが楽しみな銘柄が出てきたって感じ^^

明日はチムニーの上場日だー。。。
上場記念サービスとか、やるのかしら???

ほりえもん、アンタってヤツは・・・

ホリエモンって、最近人気あるのねー、人間見た目じゃないよ、ってことね^^
つーか、ニッポン放送買収してどーするの、と思っていたら、こんなページを発見↓

http://www.egawashoko.com/menu4/contents/02_1_data_40.html

オウム真理教で有名な江川紹子さんが、ホリエモンにインタビューしたこの記事を読むと・・・どーやら金儲けがしたいらしい。(すいません、記事が長すぎて・・・)

で、あたし的には、ニッポン放送買収よりも、その買収の資金源となった、CB(転換社債)発行の方に興味シンシンなわけです☆

最近なにかと話題のこのCB(通称MPO:Multiple Private Offering)、転換価格が株価の9割(?)、つーことで、株価安いときに転換すれば、引き受けた人は超オトク、なシステムになっている。

去年の春ごろ、野村證券の有名なおじさん(名前忘れた・・・)がつくりだしたこのCB、通常は証券会社がすべて引き受けて発行するので、公募の手続きがいらず、お手軽に発行できるようになっている。
発行会社にとってもありがたし^^

で、ライブドアの場合、リーマンブラザーズが引き受けたのだけど、、、

なんで売上300億円の会社が、800億もの社債を発行できるんじゃー!!

しかも、こんな強引な買収劇をやれば、ライブドア&ほりえもんはたたかれ、株価は下落するのは目に見えている。
リーマンだって、一時的に株価下がれば、CBの転換にはオトクだが、転換により発行される株式はものすごい多いので、株価の希薄はものすごいでしょうかし、買収に失敗するリスクがあるじゃん・・・

などとクビをかしげていたら、
シーマにつづいて、またやってくれました、

社長の貸し株!!!

てゆうか

ほりえもん、アンタ貸したでしょ!!!

大株主の貸し株自体、まったく問題ないのですが。。。

リーマンはあらかじめ株を借りて、さきに売ってたのか・・・あとは株価安いときに、CB転換して、株返すだけなのか・・・
つーことは、

ニッポン放送買収→株価回復はありえない

これってさ、ほりえもん、株主への背信行為じゃない???
今までライブドアの株を買ってくれた人に、ひどすぎじゃない???

ライブドアの株を持っている方!!!

ニッポン放送の一件が一段落して、株価回復のきざしが見られなかったら、
ぜひぜひ

みんなで仲良く株主代表訴訟

しましょう!!!
どーせ、ほりえもんのTV出演料は、ほりえもんの個人収入になってるハズだしね^^
オカネいっぱい持ってそうだしね^^

そしたら、あたしも、安くなったライブドア株を買って、一緒に代表訴訟しようかな♪


あ、6ヶ月前から持ってないとダメだったかしら???

今日のIPO

今週は新規上場ってさえないのね・・・昨日は一件もなかったし、今日はかろうじて一件、

グリーンホスピタルサプライ(3360)

とかいう、医療機器メーカー。。。
バイオベンチャーが流行ってたころ、「うさんくさー」とか思ったものだけど、メーカーとなると、ただただつまらなくて・・・
うさんくさくても、夢があるほうがよかったなぁ。。。

いちおう初値は前場開始から上昇傾向だった。。
結局前場では初値はつかず、後場がはじまってまもなく、610,000円で初値がついたらしい・・・
公募価格は400,000円だから、まずまず検討ってところかしら。。

昨日にひきつづき、今日もジャスダックからの市場替えが2件。。

ドクターシーラボ

長野計器

ドクターシーラボの提携病院、シロノクリニックはよく女性週刊誌とかにスッゲーあやしい整形の広告だしてて、うさんくさいなぁ、と思っていたのだけど、ついに

東証一部上場企業

とはねー。。。

ここのエステでも、行ってみようかしら♪

今日のIPO

金曜日に上場するも初値がつかなかった

テクマトリックス

ですが、今日の前場がはじまってまもなく、あっさり値がついちゃった・・・
しかも、680,000円・・・
公開価格は230,000円だから2.9倍なんだけど、金曜日の様子から見ると、もっともっと盛り上がってくれると思ってたのに。。。
9時半くらいに値段ついてしまって、

あれ???

ってカンジでした。。

今日は、新規上場会社が1つもなくって。
ジャスダックから東証2部に市場替えした会社が2社あったけど、
いずれもファイナンスはなし。
2005年に入ってから、マザーズ上場がゼンゼン出てこない・・・
去年はアソシエントテクノロジーとか、マザーズ会社の不祥事が目立ったから、
審査がきびしくなってるのかしら。。。

と思って、東京証券取引所にデンワしてみたけど、
「そんなことはありません。」
の一点張りなのよねーーー

で、N証券のセンパイにメールしてみたところ、
「今、マザーズ審査はきびしいみたいだよ・・・
だから、ジャスダックとかヘラクレスが多くなってきてるよね。」
というお返事をいただいた☆

やっぱねーー(^^)

シーマ株式騒動

シーマ株が管理ポスト入りして早2週間。。。
管理ポスト入りの理由は、JASDAQのプレスによると、
「有賀氏が、シーマ取締役等から、大量の同社株式を株券消費貸借契約に基づき取得したことにつき、適切な適時開示等の対応がとられていないこと」
となっている。

この仕手株もどき騒動で、一体何人の個人投資家が損をしたのか。
シーマの社長、白石幸栄氏は、自らのブログで、

私のボスは株主であり、株主はファンである。

などとおっしゃっている。そして、

IRが従来より幅広い層のお客様の増大に繋がっている。
「頑張ってくれ。」といってお店で優待を用いて、商品を買っていってくれるのだ。


意味がよくわからないが、どうやら個人投資家を歓迎してるらしい。。。

それなのに、今回の事件・・・株主への背信行為。
そもそも、投資意思決定のための情報開示は、上場企業の義務である。
「法律違反はない」とか言ってるらしいが、開示不足は立派な証取法違反では???

それにしても、

シーマ社長のブログ

言ってることがめちゃめちゃだぞ。。。
おもしろすぎるよ、あんた。。。
管理ポスト入りとか予定せず、カル~いノリでやっちゃったんでしょ^^

…と、おもしろがってシーマ研究をしていたら、

ど、どうやら、今度は

モスインスティテュート

がやってくれたらしい!!!
明日はモス研究をしないと。。。

おもしろいけど、いそがしいなぁ・・・

26歳、六本木ヒルズ在住

年商1000億、クルマはフェラーリ・・・
アルガインペリアル投資顧問会長、有賀雄一氏(Cancam1月号より)。
26歳、といえば、あたしより年下じゃん・・・って、た、たった2歳だけどさっ・・・
どうやったらこんなふうになるんじゃっ!!!・・・とCanCamを見ながらタメイキをついてたあたし。。。

そしたら、先週の日経金融新聞で、「アルガインペリアル投資顧問」の記事を発見!!!

1月26日に株式会社シーマ(7638)の株式が1:101の分割を発表、その後株価は急騰し、(20円から106円・・・だっけ?)その後14円くらいまで急落。
この株価の乱高下にからんでいたのが、アルガ顧問であった。。。
いえ、正確には、アルガ顧問代表の有賀学氏
(どうやら、こっちが本名らしい。。。なぜか公にでるときは雄一氏という名前を使ってるらしい。姓名判断かしら???)
が、シーマの大株主である白石勝代氏、白石哲也氏から借株をして、分割と同時にそれを市場で売りまくったっつーことらしい。

株式会社シーマというのは、ダイヤモンドシライシ、エクセルコなどの宝石店を展開する企業。。。白石家の母、勝代氏が会長、三男の幸栄氏が社長、長男の哲也氏が副社長、という会社で、JASDAQに上場している。

とにかく、白石家が保有する株を借りて、49%取得し、その株を売りまくって市場に株を氾濫させ、下落した後、買い戻して返却する。
さっすが年商1000億!!!
投資顧問っつーのはやることがすごいのね。。。

一方で損失を被ったのは、個人投資家たちである。
投資顧問が儲けた分だけ、損をした人たちがいるのだ。
株式投資は自己責任の原則だから、有賀氏を攻める気は毛頭ない。。。

で、でもさ、株を貸したシーマの役員たち、、、
コーポレートガバナンスについて、どう思ってるんスかね???

さらに、シーマは有賀氏の大量取得に関し、適時開示をしなかったため、管理ポスト行きになってしまった。。。
ディスクロージャーについては、どう思ってるんスかね???